利益を得る場面では確実性を好み、損失する場面ではリスクを好む事です。
ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンになることは避けましょう。
プロスペクト理論は、心理学に基づく現実的な理論として、ダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーによって1979年に発表されました。
含み益が出ている場合、利益が最小になっても利益確保のために売りに転じたり、含み損が出ている場合、想定外の損失が出ても損切りによって損失を確定させたくないといった心理はプロスペクト理論の代表的で具体的な一例です。
「利益を絶対に確保したい」「損失は必ず回避したい」といったプロスペクト理論は、FXや投資で顕著です。
「損したくない」という気持ちを客観視することで避けることが可能です。
人は「得をする」よりも「損をする」ことを恐れる傾向があります。
潜在的に抱いてしまう「損したくない」という気持ちを自分で汲み取り、実際には何が確実性かを冷静に判断できるように心がけましょう。
