無意識下でそうなる

確証バイアス
成功への近道は 先入観を捨てること

無意識に自分に都合の良い情報だけを集め、都合の悪い情報を探さない傾向があります。

人間の性の部分でもあるので、最初に感じていた先入観や思いこみが、さらに強くなる傾向が強いので、客観性を欠くような状態になることは避けましょう。

確証バイアスの一例

『ウェイソン選択課題』として有名なペーター・カスカート・ウェイソンが1996年に確証バイアスを用いました。4枚のカードの内2枚が伏せられている状態(表が見えているカードを3と8、裏になったカードはそれぞれ赤色と茶色とします)で「偶数が表に書かれたカードの裏は赤色である」という仮説を検証するにはどのカードを裏返すべきかというものでした。

もっとも多い回答として「8と赤色」あるいは「8」のカードになりましたが、仮説の検証に失敗してます。

この仮説が否定される理由として「表面に偶数が書かれており、かつ、裏面は赤色ではないカード」が存在する場合のみだからです。

したがって、赤色を裏返して奇数であったとしても仮説と関係はありませんが、茶色のカードを裏返して偶数ならば仮説が否定されるため、仮説の検証としては「8と茶色」のカードを裏返すのが正解となります。

「赤色」を裏返し偶数であるのを確認するのは仮説を支持することのように思えますが、実は仮説の検証には何ら影響していません。

このように多くの人がこの問題に対して誤った回答をするという結果を説明するためのものとして、ウェイソンは確証バイアスを用いました。

メンデルの法則との関係

確証バイアスは、グレゴール・ヨハン・メンデル(1822年7月20日 - 1884年1月6日 オーストリア帝国・ブリュン[現在のチェコ・ブルノ]の司祭、遺伝学の祖)が論文で報告した実験データの一部が、「メンデルの法則の理論値に合いすぎている」として、確証バイアスによってデータの作為的な選別が行われたと推測されたことで批判された、という過去の事例がありました。しかし、その批判の一部にもまた問題があったことがわかっており、再検討され、『メンデルの実験データと理論の整合性』が発表されました。

投資・FXでも気をつける

確証バイアスは、多くのケースで投資家を自信過剰にする傾向があります。なぜなら、トレーダーにとって投資が失敗するであろう事前に分かる証拠、すなわちエントリーの回避や損切りを無視させるからです。

確証バイアスへの解決策として、トレーダーは反対意見についてより意識を向けてみることを試すことで防ぐことが可能です。また、さらに自分の取引が失敗することを想像し、次になぜその取引が失敗したのか、説得力のある説明を考えることで、確証バイアスによる取引の損失を防ぐ方法が考えられます。


確証バイアストップイメージ


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